2011年
大阪府藤井寺市道明寺
こちらの木造住宅は、狭小敷地に建つ東南角地に位置した3棟が連棟になっている中の1棟で、ツーバイフォー工法で建てられており建物全体をリノベーションしました。
猫とともに暮らす和の暮らし
2011年
大阪府藤井寺市道明寺
こちらの木造住宅は、狭小敷地に建つ東南角地に位置した3棟が連棟になっている中の1棟で、ツーバイフォー工法で建てられており建物全体をリノベーションしました。
玄関が南面の中央、階段が建物中央ににあり配置されておりましたが
ダイニングキッチンからリビングに向かうにはその玄関先を通らなければならない状態でした。
そこで、構造上残しておきたい壁は残し家事動線を簡易に行えるよう計画しました。
また、飼われている3匹の猫と共に豊かな生活を送れるようにと考え、
ペットと暮らす和空間を提案しました。
玄関を奥まらせる事で格式ある雰囲気にしました。
玄関を開けすぐ階段だったエントランスは土間つづきにしています。
アイストップが奥の壁になるため以前よりも奥行感が増しゆとりがでます。
白い玉石や格子戸により落ち着いた旅館の雰囲気を創出。
玄関先の奥まった壁の足下部分には、傘等を隠しておけるスペースを確保し、
土間を綺麗な状態に保てるよう計画しました。
キッチンカウンターは元々使用されていたダイニングデーブルを
加工して使用させてもらいました。
リビングは明るい東南角に配置しました。
また、リビングは掘りごたつ式になっており
なるべく猫の目線に近づけるよう計画しました。
猫も普段から遊べるキャットウオークを各所に設け、独立柱には爪研ぎ用の縄を取り付けました。
また普段の生活で猫の気配を感じられるよう建具等を格子にしています。
ストレスフリーな生活していただけるよう
道路からの視線を障子でシャットアウトし
障子を下げれば空が見え明るい光と広がりを感じていただけるような設計です。